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新いぐさ移植機・苗処理機 覚書調印式

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[2020-03-10]

JA熊本経済連は3月5日、新型いぐさ移植機・苗処理機の覚書調印式をJAやつしろで開き、農機具メーカーの㈱クボタと県いぐさ・畳表活性化連絡協議会との3者で生産と発注に関する覚書を結びました。㈱クボタはいぐさ産業の低迷から、移植機と苗処理機の製造を1998年から中止していましたが、県やJAなどが要望したことで、製造が再開されることとなりました。いぐさの生産は、11・12月の寒い時期に植え付けし、6・7月の酷暑に収穫するなど労働条件は厳しく、機械の導入は、植え付け・収穫作業などの労働時間を短縮し、生産効率の向上、良質ないぐさ生産が期待できます。

調印式では試作機も披露され、関係者らは試乗するなどして性能を確認しました。秋までに販売が開始される予定で、2年間で限定製造する移植機88台、苗処理機86台を八代・宇城管内の生産者が購入します。

同経済連の加耒誠一会長は、「今回の機械導入は、県産畳表のブランド力強化に繋がると確信している。これからも生産性向上と所得増大のために取り組んでいく」とあいさつしました。

 

▽覚書に調印した加耒誠一会長(㊧から3番目)と関係者ら

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▽試作機を確認する関係者

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