熊本県経済連茶生産流通協議会（事務局＝熊本経済連）は２月４日、くまもと茶ブランド確立対策協議会（事務局＝熊本県）と共同開催した２０１９年度熊本県茶振興大会で、共進会の表彰式を行いました。生産者やＪＡ、熊本県茶商業協同組合、行政などから約１２０人が出席しました。

昨年７月に行われた共進会には普通煎茶１４点、蒸製玉緑茶３２点の合計４６点出品され、普通煎茶の部４人、蒸製玉緑茶の部７人、共販賞２４人、特別賞１人と産地賞にＪＡあしきたが選ばれました。

審査長の熊本経済連の小島裕二農産部長は「２０１９年の一番茶は３月に夜温が上がらず、平年に比べ遅い萌芽・摘採となったが、晩霜被害はほとんど見られず良質な生産が行われた。出品された力作は「くまもと茶」のレベルの高さと生産者の日々の努力が伺えるものだった」と講評を述べました。

 

茶共進会のおもな上位入賞者は次の通りです。

◆普通煎茶の部

▽特等＝福本勝（ＪＡ菊池）▽一等＝市川辰太（ＪＡ熊本うき）▽二等＝坂口和憲（ＪＡあしきた）▽三等＝野田仁（ＪＡ菊池）

◆蒸製玉緑茶の部

▽特等＝右田健一（ＪＡ熊本うき）▽一等＝西本武司（ＪＡあしきた）▽二等＝山村孝一（ＪＡくま）、坂口新一（ＪＡあしきた）▽三等＝福岡利幸（ＪＡくま）、工藤実代子（ＪＡ菊池）三等＝右田真由美（ＪＡ熊本うき）

◆産地賞＝ＪＡあしきた

◆特別賞＝福岡利幸（ＪＡくま）

◆共販賞

▽優秀賞＝上田茂政（ＪＡ菊池）、松山勇（ＪＡくま）、菅野隆一（ＪＡくま）、赤坂優二（ＪＡくま）、福岡利幸（ＪＡくま）、松山剛（ＪＡくま）、大場博文（ＪＡくま）

 

▼普通煎茶の部特等を受賞した福本勝さん㊧、蒸製玉緑茶の部特等を受賞した右田健一さん㊨