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平成30年度畜魂祭 

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[2018-10-12]

(株)熊本畜産流通センター(=JA熊本経済連グループ)は11日、肉畜の御霊を弔う「畜魂祭」を菊池市の同社内で執り行いました。JAや行政団体、取引先などから畜産関係者約60人が参列。昨年1年間にと畜された肉豚15万5516頭肉牛1万7984頭の御霊に対して感謝するとともに、生命の尊さを再確認し、冥福を祈りました。
 
同社の加耒誠一代表取締役社長は、「畜産農家の経営安定、国民の貴重な食材として尊い命を捧げてくれた肉豚・肉牛に対する慰霊を関係者一同のもと厳粛に終えることができた。当社は今後も、製造・加工・販売を通じ本県の畜産物流通拠点として地域社会に根ざした会社づくりを目指し、安全でおいしいお肉を消費者に届けていく」と述べました。住職による読経のあと、参列者全員で焼香をして畜魂に祈りを捧げました。
 
熊本県最大のと畜能力を有する同社では、と畜処理から部分肉の製造、販売までを一貫して行う。国際的な衛生管理基準のHACCP(ハサップ)認証の取得や、今年新たに牛肉の輸出認定を受けた台湾を含め海外12カ国・地域へ輸出を展開しており、安全・安心な食肉の提供に力を入れています。
 
焼香する(株)熊本畜産流通センターの加耒誠一社長(中央)
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