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2018年産春夏瓜類生産販売総合検討会

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[2018-08-07]

JA熊本経済連はこのほど、熊本市内のホテルで2018年産(2018年3月~6月)の春夏瓜類生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での検討を行いました。
2018年産春夏瓜類は、スイカ(大玉・小玉)の出荷量が2万3388トン(前年比97%)、販売実績60億8577万円(同100%)。メロン類(アールス・中級メロン)は、7362トン(同104%)・32億6424万円(同96%)となりました。2018年産は厳しい寒波により前半は生育遅延が生じたが、後半は天候回復により潤沢な出荷が続きました。
検討会では、スイカとメロンの分科会に分かれて本年産の生産面や販売面に関して問題・課題を協議し、次年産に繋げることを確認しました。スイカ分科会では、出荷期後半の品種検討について協議され、メロン分科会では、ロットを確保するため県域一体となった販売の要望が市場から出され、それに向けた選果・選別規格の統一に取組むことを確認しました。
同経済連の松下隆裕代表理事専務は挨拶で、「18年産の春夏瓜類の販売動向は厳しいものではあったが、産地・関係市場各社一体となり、次年産においても県全体として、販売戦略の再構築にオール熊本で取組む必要がある」と述べました。
熊本県のスイカおよびメロン生産について、スイカは出荷量全国1位、メロンは全国3位。(2016年)
トメ