1. JA熊本経済連
  2. ピックアップ
  3. 平成29年産いちご生産販売総合検討会の開催

ピックアップPick Up

平成29年産いちご生産販売総合検討会の開催

一覧へ戻る

[2018-07-26]

 JA熊本経済連はこのほど、熊本市内で平成29年産いちご生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での検討を行いました。
 平成29年産いちご(2017年10月~2018年6月)は年内の天候不順や年明けの寒波による生育停滞などから出荷数量は6920トン(前年比96%)と前年を下回ったが、シーズンを通して堅調な販売で推移したことから、販売金額は90億5600万円(前年比107%)と2006年産以来約11年ぶりの90億円突破となりました。「ゆうべに」や「恋みのり」の栽培が県下各地で拡大しており、次年産も作付面積の拡大が見込まれています。
 「ゆうべに」については現在、年内の収量の高さと食味の良さから、市場からの評価も高く、参加市場各社からは「ゆうべにを軸として、2品種程度に品種集約して頂きたい」と産地に対して要望が挙げられました。
また、今後も農家の経営安定を目指し、関係各機関が連携し次年産の有利販売に向けた取り組みを進めることを確認しました。
20180724-1.jpg