熊本県経済連茶生産流通協議会（事務局＝熊本経済連）はこのほど、くまもと茶ブランド確立対策協議会（事務局＝熊本県）と共同開催した２０１７年度熊本県茶振興大会で、熊本県経済連茶生産流通協議会茶共進会の表彰式を行いました。

生産者やＪＡ、熊本県茶商業協同組合、行政などから約１２０名が出席しました。

 

昨年７月に行われた同共進会の審査会には普通煎茶１４点、蒸製玉緑茶３５点が出品され、普通煎茶の部４点、蒸製玉緑茶の部７点、特別賞２点、共販賞２６名と産地賞にＪＡ菊池が選ばれました。

 

審査長の小島裕二ＪＡ熊本経済連農産部長は「２０１７年の一番茶は春先の冷え込みで例年になく生育が遅れたが霜などの被害はなく、新芽は順調に育った。生育が遅れた分収量も減少傾向のなか、良質な一番茶の生産が行われた。上位と下位の格差が小さく生産者の意欲と大変な努力が感じられた」と講評を述べました。

 

▼茶共進会のおもな上位入賞者は次の通りです。

◇普通煎茶の部
▽特等＝福本勝（ＪＡ菊池）▽一等＝宮﨑雄二（ＪＡくま）▽二等＝坂口新一（ＪＡあしきた）▽三等＝南畝洋一（ＪＡあしきた）
◇蒸製玉緑茶の部
▽特等＝工藤実代子（ＪＡ菊池）▽一等＝右田健一（ＪＡ熊本うき）▽二等＝工藤隆行（ＪＡ菊池）、山村孝一（ＪＡくま）▽三等＝斉藤敏春（ＪＡ菊池）、信國晋太郎（ＪＡくま）、川上誠一（ＪＡくま）
◇産地賞＝ＪＡ菊池
◇共販賞
▽優秀賞＝上田茂政（ＪＡ菊池）、松山勇（ＪＡくま）、菅野隆一（ＪＡくま）、福岡利幸（ＪＡくま）、大場博文（ＪＡくま）、赤坂優二（ＪＡくま）、松山剛（ＪＡくま）