ＪＡ熊本経済連と熊本県ＪＡ農機自動車技術指導士会はこのほど、農繁期を前にＪＡグループ熊本農作業安全運動の秋期巡回広報を開始しました。

これは、県内農家へ農作業事故防止を呼びかけ、事故撲滅を目指して１年間実施している農作業安全運動の一環です。
９月５日～１０月２５日を特別推進期間と定めて、同経済連やＪＡの農機担当職員が広報車で県内各地域を巡回し呼びかけます。
また、農作業安全を呼びかけるプレートを貼ったＪＡ農機関係車両や、イベントでのチラシの配布とポスターの掲示、農作業安全講習会などでも事故防止を啓発しています。

２０１５年度のＪＡグループ内での事故発生件数は２７件で、うち死亡事故は４件、その中でも３件が７５歳以上の事故。
事故件数は２０１４年度より１１件減少しました。
同経済連の農業機械課は「農作業事故ゼロをめざし、今後も安全意識向上のための取り組みを行っていく」としています。