平成２８年熊本地震で被災した地元熊本を活気づけようと、熊本市北区にあるＪＡ熊本経済連グループの直売所「ｙｏｕ＋ｙｏｕくまもと農畜産物市場」は、５月１３日から３日間「負けんばい！熊本復興応援」と題し、熊本の農畜産物の販売促進イベントを行いました。

震災後、客数が激減したイチゴの観光農園を運営する「吉次園」では、例年賑わうはずの「イチゴ狩り」で収穫してもらえなかった自社農園の希少イチゴをカキ氷のように削り、特製練乳クリームとかき混ぜて食べるスイーツを販売しました。
また、従業員全員が被災したサラダ野菜の生産出荷を行う「みっちゃん工房」では、こんな時だからこそ熊本の商品を通じて元気を届けたいとサラダ野菜の販売を実施。

イベント期間中は旬を迎えたスイカやメロン・トウモロコシ等の試食販売も行われました。
トウモロコシを作っている生産者の加藤美枝さん（５３）は「地震があったことで自粛するのではなく、無理をせず今、自分がやれるべき事・すべき事をやっていくしかない。私がいま出来ることは一生懸命育てた野菜を皆さんに食べてもらう事。」と力強く語りました。