１月２３日から２月２２日まで、合志市の熊本県農業公園カントリーパークで行われた「第４１回ＪＡ植木まつり」が盛会のうちに閉幕しました。

開催期間中には、県内のＪＡからマツ・マキ・ツゲなどの庭木をはじめ、洋ラン・花苗・観葉植物などの花鉢・苗物、趣向を凝らした庭園、地域自慢の特産物など約１２０万点が展示即売され、３１日間でのべ２１万人が訪れました。

《今年の傾向》
庭木部門◆デコポン・レモンなどの柑橘類に加え、キンカン、栗、ブルーベリーの苗木や定番の槇の苗木が昨年同様の順調な売れ行きでした。大物コーナーからも槇や梅が売れました。
ハウス部門◆ボタン、シャクヤクの苗木、ユリの球根、寒蘭、福寿草や常緑の観葉植物オモト、鉢物ではシクラメン、菊などに根強い人気がありました。
特産部門◆各地の特産品であるお茶、柑橘類、甘藷のほか、串焼き、焼き芋、芋天などテイクアウトできる商品の売れ行きが好調でした。

植木まつり開催中、「展示・接客・商品力」を来場者が評価し投票が行われた「植木まつりグランプリ」では、庭木部門でかなこぎ農園（ＪＡ鹿本）、庭園部門ではしむら造園（ＪＡかみましき）、ハウス部門で岩本園芸（ＪＡたまな）、特産部門で松岡水産（ＪＡあまくさ）が優勝しました。
また、庭木出品者の活性化を図るため実施した「庭木グランプリ」では徳永樹木園（ＪＡ熊本市）が出品したラカン槇が最優秀賞に選ばれました。

各グランプリの入賞者は次のとおりです
【植木まつりグランプリ】
◇庭木部門＝かなこぎ農園（ＪＡ鹿本）◇庭園部門＝はしむら造園（ＪＡかみましき）◇ハウス部門＝岩本園芸（ＪＡたまな）◇特産部門＝松岡水産（ＪＡあまくさ）
【庭木グランプリ】
▽最優秀賞＝徳永樹木園（ＪＡ熊本市）▽金賞＝田上格さん（ＪＡ菊池）、前田造園（ＪＡかみましき）、古閑牧場（ＪＡ熊本市）▽銀賞＝今村緑化園（ＪＡ菊池）、寿緑化造園（ＪＡ熊本市）、佐藤昭南さん（ＪＡ菊池）▽銅賞＝高宮晃裕さん（ＪＡかみましき）、作森緑化園（ＪＡ熊本うき）、井上農園（ＪＡ鹿本）▽審査員特別賞＝西口秀一さん（ＪＡ菊池）