八十八夜の５月２日、熊本県経済連茶生産流通協議会は、熊本市の藤崎八旛宮で献茶祭を行いました。県、ＪＡグループ、県茶商業協同組合、県煎茶道連盟などおよそ４０名が出席。平成２６産の新茶を奉納し、玉串を捧げ、本年産茶の豊穣と本県農業の発展・安全を祈願しました。平成２６年産は、冬季に極端な低温がなく適度な降水があり、また、十分な休眠も得られていることで芽揃いが良く、良質な茶が生産されています。
　献茶祭後には、熊本市のびぷれす広場で「八十八夜くまもと新茶まつり２０１４」を開催。新茶の試飲・販売会やサンプルの無料配布を行い、多くの来場者でにぎわいました。
　ＪＡ熊本経済連の上村幸男会長は「今年も美味しいお茶ができました。全国に誇れるこの『くまもと茶』を多くの方に発信していきたい」とあいさつ。国立療養所「菊池恵楓園」（合志市）と「城北幼稚園」（熊本市北区）への新茶の贈呈も行いました。