感謝を握りしめて 熊本農業高校で「くまおに」開催

くまもと売れる米づくり推進本部は6月15日、熊本県立熊本農業高校で生徒が自分で握ったおにぎりを昼食に持参する伝統活動「くまおに」を取材しました。学校創立110周年を機に始まったこの活動は今年で19回目を迎え、農業高校生への食育や生徒のコミュニケーションの場として定着しています。なお、今回の活動の様子は、7月31日付の地元広報誌を活用し、同本部から広く発信する予定です。

「くまおに」は、生徒たちが当日に向けてワクワクしながら準備を進める同校の名物行事です。今回も多くの生徒が早朝から思い思いにおにぎりを握り、教室に持ち寄りました。

この活動には、農業を学ぶ生徒として食に感謝すること、日々食事を作ってくれる人へ感謝の気持ちを持つこと、自ら食事を作ることで自立を図ること、作ったものをみんなで囲み、仲間とのコミュニケーションを深めることなどといった学校側が掲げる大切な目的があります。

昼食時、生徒たちが自作のおにぎりを広げると、教室には笑顔と弾んだ声が響き渡りました。自分でおにぎりを握るという行為を通じて米への関心が高まり、食の大切さを実感する生徒たちの姿勢に対し、同本部は農業高校生ならではの意義深い活動だと捉えています。
同本部は今後も、県産米の消費拡大や、若者世代への食と農の重要性を伝える啓発活動を継続する方針です。