2026年産新茶初入札 過去最高10万1111円で幕開け

JA熊本経済連は4月24日、益城町の同連茶入札場で2026年産一番茶の初入札会を開きました。出品された「さえみどり」に1キロあたり10万1111円の最高値がつき、過去最高を記録しました。最高値をつけたのはJAくまの山村孝行さんの出品茶。全体の平均単価は1キロあたり4883円でした。

初入札会には、県内5JAから84点、2267.6kgが出品されました。指定茶商18社が参加し、茶の色や味、香りを確認しながら入札を行いました。26年産は、2月後半から3月にかけて気温が高く推移したため、生育は平年並みからやや早い傾向にあります。霜害の影響もなく、十分な雨に恵まれて新芽も充実していることから、新緑の香りと旨味を兼ね備えた良質な茶の生産が期待されています。「さえみどり」「きらり31」といった早生品種から摘採が始まり、生育が順調に進めば、4月下旬から5月上旬に各地で最盛期を迎える見通し。 同連の梶原哲専務は「26年産は霜害もなく、新緑の甘みと香りも十分。美しく育った茶葉は、生産者の想いが詰まっている。より一層のお取引をお願いしたい」と呼びかけました。同連での26年産茶の取扱数量は520トン、取扱金額は約5億4600万円を計画しています。