JA熊本経済連は8月29日、熊本市のホテルメルパルク熊本で2025年度熊本県麦・大豆生産振興大会を開きました。生産者やJAの他、麦・大豆の実需者、九州農政局や熊本県等から関係者約70人が出席。
麦・大豆生産の優良事例や、需要情報を共有し、組合員の生産意欲と所得向上の実現を目的に開催しています。情勢報告の他、県産麦・大豆を使用した商品や新品種の紹介も行われました。
24年度熊本県麦・大豆振興共励会の表彰式も同時開催され、大豆・農家の部で奨励賞の、島川俊氏(長洲町)を表彰しました。
同連の丁道夫会長は「豆腐・納豆・味噌・醤油等の国民食に関わる麦・大豆の国産シェア拡大に向けて、関係機関一体となり生産性向上、安全安心確保と再生産可能な価格形成に取り組む」とあいさつ。 最後に、JA熊本うきの普通作部会役員の福田誠也氏らが「基本技術の励行と品種転換によって、気象変動に強い麦・大豆を生産しよう!」と大会スローガンを力強く提唱し、大会を締めくくりました。
