第17回無人ヘリコプター安全技術飛行競技熊本県大会

熊本県無人ヘリコプター導入組織連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は3月2日、合志市の熊本県農業公園カントリーパークで第17回無人ヘリコプター安全飛行技術競技熊本県大会を開催しました。産業用無人ヘリによる防除をより安全かつ効率的に行うため、技術の向上を目的に毎年実施しています。

熊本県内の請負防除組織などから6組織18チームが出場。免許取得から5年未満の部と5年以上の部に分かれ、オペレーターとナビゲーターの2人1組のチームで無人ヘリを飛ばしました。約80㍍の規定コース上で薬剤に見立てた水を散布しながら、飛行の安全性と技術の精度を競いました。各部門で好成績を収めた上位2チームずつ計4チームが全国大会に出場します。

審査員らは「出場者はヘリの防除作業や安全確認を日頃から実施されており、結果として技術向上に繋がっている。例年、出場者全員のレベルが向上しており、甲乙つけ難い採点となった」と講評。

団体賞と全国大会に出場する入賞チームは次の通り(前者=オペレーター・後者=ナビゲーター)

【団体賞】

◆松橋町無人ヘリ管理組合

【免許取得5年未満の部】

◆1位=中島晋太郎、上田真碁(松橋町無人ヘリ管理組合)

◆2位=芥川碧、水田大地(YHファクトリー)

【5年以上の部】

◆1位=久原光二、吉村正志(松橋町無人ヘリ管理組合) 

◆2位=上田雅美、庄村慎之介(松橋町無人ヘリ管理組合)