農家の手取り最大化へ

JA熊本経済連は、農畜産物の販売力強化と生産コスト低減への取り組みとして、オクラの出荷規格を変更しました。これまでの1ネット100グラム規格を80g規格に軽量化することで、核家族化への対応と食べきりサイズによる食品ロス削減につながります。更に、出荷段ボールの入り数を30ネットから40ネットとし、段ボールの使用量と物流費を抑制させます。令和5年産は移行期間とし、令和6年産より県下全体での取り組みを目指します。同連園芸販売課担当者は「生産コスト高騰など事業環境が厳しい中、生産者所得の最大化を図り、持続可能な農業の実現に向けて様々な取り組みを行っていきたい」と話します。