2023年産春夏瓜類生産販売総合検討会

JA熊本経済連は7月20日、ホテルメルパルク熊本で2023年産(3月~6月)の春夏瓜類生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での課題を協議しました。

2023年産春夏瓜類は、スイカ類の出荷量が2万939トン(前年比96%)、販売実績61億8359万円(同94%)。メロン類は、6281トン(同96%)、33億2511万円(同96%)とスイカ類、メロン類ともに高齢化による作付面積の減少で前年を下回ったが、円安の影響から輸入果実等の競合品目が少なく順調な販売となりました。

検討会では、スイカ類とメロン類それぞれで本年産の品質評価や販売内容などに関して問題・課題を共有し、次年度の取組みについて意見交換を行いました。産地および消費地の双方から活発な意見があり、次年産に繋げることを確認しました。  

同連園芸部の末廣健次長は「コロナウイルスも5類へと移行し、経済活動も本格化している。情報収集をしながら有利販売を行いたい」と挨拶しました。