葬祭職員研修会を開催 宗教の知識を高め、葬祭担当者の資質向上を目指す

熊本県内の10JAなどで構成する熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は6月27日に同連ホールで葬祭職員研修会を開催しました。県内のJA葬祭センター職員12人が参加しました。

同研修会は、葬祭事業に携わる職員及び斎場担当者の資質と意識向上を図ることを目的として、様々なテーマで年に4回開催しているます。27日は「住職講話」と題し、浄土真宗 本願寺派 猿甲山 常法寺の住職 佐々木髙顕氏を講師に招きました。民族宗教や世界宗教など、宗教についての話があり、参加者は知識を深めました。また、事前に参加者から受け付けた葬儀や宗教、お寺などについてのおよそ40の質問について講義がありました。

同協議会の鈴木幸生会長は、あいさつで「新型コロナウイルスの影響などで葬儀の形は変わってきているが、仏教の教えは変わらない。住職の講義をしっかりと聞き、これからの業務に活かしてほしい」と述べました。