農産物検査員育成研修閉講式 合格率100% 16人が晴れて農産物検査員に

 熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は、3月28日に熊本市中央区のホテルで令和4年度農産物検査員育成研修会の閉講式を開きました。同連専務で同協議会の梶原哲会長が、農産物検査員試験の合格者に修了証書を手渡しました。

 同研修会には、県内JAの農産物検査員の資格取得を目指す職員など16人が参加しました。農産物検査法関連の座学研修や米、麦、大豆の分析実習、鑑定実習など17回の研修会を開き、鑑定試験と筆記試験による修了試験で全員が合格しました。 研修生を代表してJA熊本うきの園田隆さんが「公正中立で誠実な検査ができるよう精進していく」と力強くあいさつしました。梶原会長は「組合員の生産努力を品質面で評価する重要な役割。組合員や取引先から信頼される検査員になってほしい」とエールを送りました。