熊本県産秋冬野菜・果実の販売強化に向け、関東の卸売市場でトップセールス

JA熊本経済連は10月18日から20日、東京青果(株)を含む関東市場9社においてトップセールスを行い、秋から冬にかけて出荷が本格化する県産野菜と果実を市場関係者らにアピールしました。

令和4年産(10月~2月)の出荷数量は、トマトやナスなどの野菜で7万5781㌧(前年比106%)、スイカやメロンの瓜類が2868㌧(同105%)、イチゴ(10月~6月)が7265㌧(同107%)を見込みます。同連の丁道夫会長は「燃油や生産資材の価格高騰や輸送コストの上昇などから、生産コストが上昇している。県産野菜、果実の有利販売につなげていただきたい」と要請しました。市場関係者からは、品質の高位平準化と安定出荷などについて要望があり、活発な意見交換がなされました。また、農家の経営安定を目指し、卸売市場と連携し、県産野菜と果実の販売強化に取り組むことを確認しました。

連携強化を確認した丁会長㊧と東京青果の泉英和専務取締役