葬祭職員の資質と意識向上を目的に納棺研修会を開催

熊本県内のJAやJA子会社などで構成する熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は10月11日と12日に同連ホールで納棺研修会を開き、県内のJA葬祭センターの職員など26人が参加しました。

(株)桜の笹原留似子さんを講師に招き、悲しむ遺族に対して寄り添いサポートする「グリーフケア」や感染予防対策、故人に必要な手当の方法などを学びました。映像や実技を交えたわかりやすい講義で、参加者は意欲的に取り組んでいました。

同協議会の鈴木幸生会長は「納棺は、経験がないと難しい。この研修会でしっかり学び、これからの業務に活かしてほしい」とあいさつしました。同協議会は、葬祭事業に携わる職員の資質や意識向上を図ることを目的として、年に4回、様々なテーマにそった内容で研修会を開いています。

死化粧を実践する参加者ら
衣装の着せ方を実践する参加者ら