毒物劇物取扱者試験(農業用)に向けた講習会を開催

JA熊本経済連は7月5日と6日に合志市のJA熊本教育センターで、毒物劇物取扱者試験(農業用)に向けた講習会を開きました。県内JAの資材店舗担当者など約80人が参加しました。

同講習会は毎年実施しており、同連の職員が講師となり、試験範囲である「法規」「基礎化学」「毒物劇物の性質・取扱い等」「実地」について解説したほか、出題傾向を説明しました。毒物劇物取締法により、毒物や劇物に該当する農薬を取り扱う店舗では、専任の毒物劇物取扱責任者の設置が義務付けられているため、各JAは必須資格に位置付けています。

肥料農薬課の宮川孝之課長は「講習会を参考に自主学習に励み、合格をつかみ取ってほしい」と受験者に力強いエールを送りました。

試験は2007年から九州8県で試験日、試験問題を統一して実施しており、2022年度は8月2日に予定されています。

試験合格に向けて受講するJA職員