2022年産麦種子検査程度統一会

県内で麦種子の農産物検査が始まるのに合わせて、熊本県主要農作物改良協会は合志市のJA教育センターで6月28日、2022年産麦種子検査程度統一会を開きました。県内採種JAから農産物検査員と県の普及担当者ら42名が集まり、産地が提出した本年産種子のサンプルを格付けし、目慣らしを行いました。JA間で各等級の「合格」、「準1等」、「準2等」「規格外」および「疑問品」の認識を統一することで適正な検査に繋げます。

サンプルは、小麦6点と大麦9点で、整粒の割合などを見ながら格付けしました。熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)が決めた等級と照らし合わせ、検査員は見直しと検討を行いました

JA熊本経済連農産部の担当者は、「統一会を通じて適正な種子検査を行い、優良種子の供給に努めたい」と力を込めました。