麦類検査程度統一会 検査員ら目慣らし

熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は6月28日、県内で麦類の検査が本格化するのに合わせ、合志市のJA熊本教育センターで、2022年産麦類の検査程度統一会を開きました。麦類の等級を格付けする農産物検査員ら62人が県内全域から集り、各JAから提出されたサンプルを格付けし、検査程度の統一を図りました。

JA熊本経済連からは麦流通情勢を、JAからは麦の作柄などを報告し、情報を共有しました。同連農産部の中野敬悟部長は「今年の生育は概ね良好であった。引き続き品質・収量の安定化に向けて、JAグループ熊本が一体となった努力を通じて実需者との信頼関係強化が重要。本日の鑑定結果を共有して適正検査に活かしてほしい」とあいさつしました。