令和2年産アンジェレ生産販売総合検討会を開催しました

JA熊本経済連は9月7日、同連会議室でJA全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の令和2年産生産販売総合検討会を開きました。検討会はコロナ感染拡大防止のためオンラインで開催され、JA全農やJA全農青果センター㈱、県内JAなどの関係者約30人が参加しました。

令和2年産(2年10月~3年7月)の実績は、出荷数量で1962トン(前年比107%)、販売金額は約12億円(前年比108%)となったことを報告しました。10月から年明け3月までは好天に恵まれたことにより安定した出荷となりましたが、平年より早い梅雨入りの影響を受け、出荷のピークである5月、6月は計画よりも少ない出荷量となりました。シーズンを通しては順調な出荷を維持し、昨年を上回る出荷量でした。

また、課題であるヘタの周囲が赤く色づききれないグリーンバック果については、生産者の努力と定期的な査定会の実施により最小限に抑えることができ、あらたな販路の獲得につながりました。

今後も農家の経営安定を目指し、関係各機関が連携し、令和3年産をより戦略的に販売できるよう取り組んでいくことを確認しました。