11月1日に菊池市七城町の(株)熊本畜産流通センターで開かれた「第40回豚枝肉カッティング技術共励会」で、同センター業務2部の合志昌人氏が個人競技部門で最優秀賞を受賞しました。同センター社員が最優秀賞を受賞するのは7年ぶりです。
この共励会は九州管内系統食肉センター協議会が豚部分肉の品質・規格の向上をはかり、豚カッティング技術向上を目的に毎年開催をしています。沖縄を除く九州7県から15人が個人競技部門に出場し、豚枝肉1頭分の分割から整形に至るまでの処理技術及び所要時間を競いました。審査は、衛生・安全、枝肉の大分割や指定部位ごとの整形、商品取扱、時間、など細かく設定された項目ごとに行われ、(公社)全国食肉学校の専任講師ら4人が審査員を務めました。合志氏は、特に技術点が高く評価され最優秀賞に輝きました。 受賞を受けて合志氏は「農家が丹精込めて出荷した豚を商品として消費者へ届けるために、日々技術を高めてきたことが結果につながったと思う。全国大会でも優勝できるように頑張りたい」と喜びを語りました。
なお、合志氏は2026年2月19日に開かれる全国系統食肉センター協議会主催の豚枝肉カッティング技術共励会全国大会に出場する予定です。
△最優秀賞に輝いた(株)熊本畜産流通センターの合志昌人さん