JA熊本経済連は10月29日、菊池市の(株)安武ファームで第3回JA養牛担当者基礎講習会を開いきました。県内のJA職員ら14人が参加し、養牛に関する基礎知識の習得に励みました。
この講習会は、職員の異動により経験の浅い担当者が増えている現状を受け、基礎から学べる機会を提供するため、2024年度から新たに設けられたもの。今回は座学ではなく、現場での実践的な講習となりました。
当日は、同連畜産生産指導課の職員が、参加者とともに優良肥育農場である同ファームの牛舎を巡回し、肥育生産指導のポイントを解説。同連畜産生産指導課の坂本耕平職員は「肥育ステージごとにポイントを説明したが、個体差があるのでしっかり見極めてほしい」と話します。同ファームの安武信也代表は「肥育農家は今とても厳しい状況にある。しっかりとした指導をお願いしたい」と期待を寄せました。
同講習会は2025年度に全5回実施される予定です。