熊本県内のＪＡやＪＡ子会社などで構成する熊本県ＪＡ葬祭事業連絡協議会（事務局＝ＪＡ熊本経済連）は１０月８日、同連ホールで第４回葬儀事前相談コンテスト熊本県大会を開きました。同大会は、葬祭事業に携わる担当者の応対力や提案力を高め、葬儀成約につなげる人材を育成することで、ＪＡ葬祭のシェア率向上を目指すもの。今回は、県内のＪＡ葬祭センター職員など５人が出場し、ロールプレイング方式で「葬儀事前相談」の対応力を競いました。相談者役からの質問に対し、聞き取りや説明、アドバイスなど２１項目で審査が行われました。

最優秀賞には、(株)鹿本広域福祉センターの谷健太郎さんが選ばれ、１１月１３日に福岡市で開かれる九州大会へ熊本県代表として出場します。谷さんは「本番は緊張したが、先輩方のアドバイスを活かせた。貴重な経験になった」と話します。

近年、人生の終焉について考える人が増えており、葬儀の事前相談の重要性が高まっています。ＪＡグループでは、今後も地域のニーズに応えるサービス向上に努めていく方針です。

入賞者は次の通り。▽最優秀賞＝谷健太郎さん（(株)鹿本広域福祉センター）▽優秀賞＝松岡貴之さん（(株)グリーンたまな）▽優良賞＝中村有孝さん（菊池地域農業協同組合）