第2回JAいちご担当者緊急会議を開催

JA熊本経済連は9月17日、熊本市中央区の同連会議室でJAいちご担当者緊急会議を開きました。県内JAの指導員ら約30名が参加。この会議は、8月の熊本豪雨によるいちごの被害を取りまとめるとともに、今後の対応を産地全体で協議することを目的として実施されました。

会議ではまず、被害調査の聞き取りが行われ、その後県内JAから、いちごの品種ごとの余剰苗と不足苗などについて報告がありました。また、県の担当者が、熊本県育成登録品種(ゆうべに・ひのしずく)は知的財産権で保護されており、災害時でも原則として無断で苗を譲渡することはできないと説明し、関係者にルール順守を呼びかけました。 同連の園芸指導課の大野浩誠課長は「8月の大雨で大変な被害が出ているが、産地の情報を共有しながら、県内JA一体となって2025年産の出荷に向けて取り組んでいきたい」とあいさつしました。