工場見学会を開催 食卓に届くまでの「米づくり」学ぶ

JA熊本経済連の関連会社である熊本パールライス(株)は、8月2日、生協くまもと主催の組合員交流会の一環として「熊本パールライス工場見学会」を実施しました。組合員やその家族ら約30名が参加し、普段何気なく食べているお米がどのような工程を経て食卓に届くのかを、実際に見て、体験しながら学びました。

見学会では、まず米づくりの基本や、品質管理の取り組みについて担当者が説明。その後、玄米の荷受けから出荷までの一連の流れを見学する班、簡易精米工程を見学する班の2班に分かれて学びました。精米工程見学後は、実際に3種類のお米を食べ比べる体験も実施。品種による味や食感の違いを実感し、「普段は気にしていなかったが、食べ比べると違いがよく分かる」といった感想が聞かれました。

熊本パールライス(株)の担当者は「普段食べているお米が、どのような工程を経て皆さんの食卓に届いているのかを知っていただき、より安心して召し上がってもらいたい」と話します。工場見学の終了後には質疑応答の時間も設けられ、参加者から多くの質問が寄せられました。 熊本パールライス(株)では、今後も地域の消費者や子どもたちを対象にした工場見学や食育活動を積極的に展開し、県産米の魅力発信と消費拡大につなげていく考えです。