くまもと売れる米づくり推進本部は7月9日、熊本市中央区のホテルで2025年度くまもと売れる米づくり推進大会を開きました。生産者、JA役職員、行政関係者ら、およそ220人が出席。25年産米の集荷目標88万俵達成を目指します。
同大会では、生産対策、集荷対策、販売促進対策、食育・消費拡大対策の4つを基本方針とし、JAグループ熊本一丸となって取り組むことを確認しました。また、JA全農より米穀情勢、JA熊本経済連より集荷・販売についての取扱方針を報告しました。
JA熊本中央会の会長で同本部の宮本隆幸本部長は挨拶で「米価の高騰を受けて、備蓄米の放出や輸入米の増加などにより、新米が出回る時期に、米価の大幅下落も懸念される。今後の動向を注視し、集荷と販売力の強化を図っていきたい」と力を込めました。JA阿蘇稲作部会の立石翼部会長は決意表明で「農家と関係機関が一体となり、安心・安全なお米の安定供給に取り組む」と力強く決意を述べました。
開会に先立ち、熊本大学書道部がオープニングアクトと開会宣言を務め、大会に華を添えました。

