JA熊本経済連は7月1日と2日の両日、合志市のJA熊本教育センターで、毒物劇物取扱者試験(農業用)に向けた対策講習会を開きました。県内JAの資材店舗担当者ら約50人が参加し、試験合格を目指して熱心に学びました。
講習会は毎年実施しており、同連の職員が講師を務めました。「法規」「基礎化学」「毒物劇物の性質・取扱い」「実地」など、試験範囲の出題傾向やポイントについて詳しく解説。毒物劇物取締法により、農薬を取り扱う店舗では専任の毒物劇物取扱責任者の設置が義務付けられています。このため、各JAでは同資格取得を必須と位置付けています。
同連肥料農薬課の宮川孝之課長は「試験本番まで過去問を繰り返し解き、間違えた部分はテキストで理解を深めてほしい」と受験者を激励。「皆さんの合格を祈っている」とエールを送りました。
2025年度の試験は8月5日に実施される予定です。
