担当者の資質向上とお客様満足へ 葬祭職員研修会

熊本県内の10JAなどで構成する熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は6月24日と25日に同連ホールで葬祭職員研修会を開きました。県内のJA葬祭センター職員35人が参加。葬祭事業に携わる職員の資質向上と意識改革を目的に、年4回開催されている研修の一環となります。

今回の研修では、(株)グランディメモリーの木野島光美氏を講師に招き、葬儀現場で求められる接客や接遇、司会進行について学びました。木野島氏は「心から寄り添う姿勢が最も重要」と語り、参加者はグループワークや実践練習を通じて、遺族の悲しみに寄り添い支える「グリーフケア」のあり方や、適切な立ち居振る舞い、コミュニケーションの方法について理解を深めました。

参加者は「グリーフケアを取り入れた電話対応など、参考になるものが多かった。実務に活かしていきたい」と話しました。同協議会では、今後も継続的に研修を実施し、葬祭サービスの質向上と地域社会への貢献を目指していく方針です。