2025年産夏秋野菜生産販売対策会議を開催 販売目標金額75億円

JA熊本経済連は6月9日、熊本市中央区のホテルで2025年産夏秋野菜生産販売対策会議を開きました。九州を中心とした取引市場8社および県内JA生産部会や担当者らおよそ60人が出席。産地と市場が一体となって販売目標金額75億円の達成を目指すことを確認しました。

会議では、①安定供給に向けた生産体制と品質維持の確保②青果物コントロールセンター機能を活かした取り組み③時代に合った販促活動の拡充――を重点項目に掲げ、JAグループ熊本が一丸となって取り組むことを確認しました。

各JAが生育状況や出荷計画などを報告。25年7月から10月までの総出荷数量1万8411トン(前年比109%)を計画。24年産が降雨や高温等天候の影響により、全国的に夏秋野菜全般で不作であったことから、25年産は昨年を上回る出荷を見込みます。また、市場と情報を共有し今後の生産販売対策について協議を行いました。同連園芸部の末廣健次長は「生産者の想いを念頭におき、各方面の情報収集に努め、有利販売に取り組んでいきたい」と話しました。