旬の味覚を味わって 熊本県内のこども食堂に熊本県産スイカを贈呈

JA熊本経済連は5月15日、熊本市中央区の同連会議室で熊本県内の子ども食堂へのスイカ贈呈式を開催しました。子ども食堂を支援している県内3つの団体に県産の大玉スイカ合わせて100玉を贈りました。

県産スイカは、日本一の生産量を誇り、全国に先駆けて出荷の最盛期を迎えています。同連は、子どもたちにたくさん食べて笑顔になってほしいという思いから、2023年から子ども食堂に贈呈しています。25年産の県産スイカの作付面積は大玉スイカと小玉スイカ合わせて571ヘクタール、出荷量は約2万トンを見込みます。2月の最長最強寒波など天候不順の影響で生育は若干遅れたが、生産者の努力により品質や食味は例年同様でおいしく仕上がりました。

同連の丁道夫会長はあいさつで「安全安心な農畜産物を通して子どもたちの成長を支え、地域に貢献していきたい」と話しました。スイカを受け取った団体の代表者は「熊本のスイカは今の時期が旬であることもしっかり伝え、食育にもつなげきたい」と感謝の言葉を述べました。