県下JAとJA熊本経済連は5月13日、合志市の熊本県立農業大学校で2025年度農作業安全講習会(大型特殊免許:農耕用)を開講しました。来年2月までに全4回を予定しており、第1回目の今回は24名が受講。講習日程は全4日間で、初日は農作業安全に関する座学(事故の原因等の説明)やトラクターの外周走行、2~3日目は実際に本コースを走行。最終日の4日目に免許センター試験官による本試験に臨みます。
2019年、トラクターの「作業機付き公道走行」は農作業の効率化を目的とした国の規制緩和により、全幅1.7メートルを超える場合は、大型特殊免許が必要となりました。生産者からの強い要望を受け、JAグループとしても県の協力を得て、2020年から、毎年この講習会を県下JA・経済連主催で開催しています。 受講者は「普段乗っている機種と違うし、コースも覚えなくてはならないので難しい」と話します。コース走行練習では、県下JA農機専職や経済連の担当者が受講者に安全確認の徹底を促し、本試験に向けたアドバイスを送っていました。
