令和7年産春夏瓜類・春野菜出荷大会~持続可能な農業を目指して~販売目標金額360億円目指す

JA熊本経済連は3月11日、熊本市中央区のホテルで令和7年産春夏瓜類・春野菜出荷大会を開きました。生産者や全国の取引市場、JA関係者などおよそ260人が出席しました。産地と市場が一体となり、販売目標金額360億円(春夏瓜類90億円、春野菜270億円)の達成を誓いました。全国に向けていよいよ熊本県産春夏瓜類と春野菜の出荷が始まります。

同連は基本方針に

①持続可能な産地体制

②県域一体となった販売対策

③多様な販促活動とPR

の3つを掲げ、環境変化に対応した商品づくりと安定供給に努め、消費者に支持される「熊本ブランド」の確立に取り組んでいきます。同連の丁道夫会長はあいさつで「寒波の襲来や干ばつ傾向などもあったが、生育はおおむね順調。全国の消費者に喜ばれる青果物の安定生産、安定供給に取り組む」と決意を述べました。

7年産における春夏瓜類のすいか類、メロン類の作付面積は生産者の高齢化などの影響で減少傾向。春野菜の作付も減少傾向だが、ミニトマトは他品目からの転換等で増加しています。

本年産の生産計画(3~6月)は、春夏瓜類で作付面積766ヘクタール(前年比96%)、出荷数量2万5345t(同102%)、春野菜で作付面積2586ヘクタール(同97%)、出荷数量7万6007t(同103%)を見込みます。

写真=あいさつをする丁会長